3歳からのリトミック+プレピアノ
リトミックでの2歳児までとの大きな違いは、
・親子から脱出して、自分でやることが中心になります。
・今までのまねっこ中心から、自分で考えて自由な表現をします。(自主性・即時反応力・集中力・想像力など)
・レッスンで学んだことを表現する1つの方法として、ピアノを使って表現することも学びます。アンサンブルも取り入れ、お友だちや先生と共に、音楽を楽しむ心を育みます。(音楽の基礎能力・音感・協調性)
リトミックで身に付くこれらの力は、人間が生きていくうえでとても大事なことばかりです。
3歳児クラス
ここからは、今まで積み重ねてきた音楽体験をもとに、その力が花ひらく時期へと入っていきます。
大人の脳の80%は3歳までに発達すると言われています。
なんにでも興味を持ち、「なんで?どうして?」の質問攻め…
答えにくかったり、説明しづらい質問に、大人が困ってしまうこともありますね。
友だちと遊ぶ楽しさもわかり、人間関係も広がります。
レッスンでは、リズムを打ったりステップ(歩く)したりして、リズムを身体で感じ、音符にも結びつけていきます。
友だちと協力してなにかをしたり、一緒に考えたりして『自分でできた』を増やし、自信をつけていきます。
運動神経もますます発達して、複雑な動きもできるようになり表現の幅が広がります。
今まで経験がない子も、この時期の吸収力はめざましく、初めてでも楽しく参加していただけます。
小さい頃からリトミックをやってきた子は、ようやく3歳まででリトミックの扉をトントン!とノックまでしたところ。
さあこれから扉を開けて、本格的にリトミックらしいことができるようになってくるのが3歳児さんです。
4歳児クラス
この頃は身体のコントロールも上手になり、手先の器用さも増します。
いままでのまねっこから、自分で動きやパターンを組み合わせ、オリジナルを創造する時期に入ります。
レッスンでは、考えてから行動・表現することが増え、音符を書いたり読んだりすることも本格的に始まります。
5歳児クラス
心のコントロールも安定してできるようになってくるこの頃。
表現の方法もグレードアップします。
1つのことをしながら、次のことを考えて、行動していくような活動も増えます。
マルチタスクというやつです。
これができると日常生活においても効率アップ!
小学校に上がる上でも必要な、『自ら考えて行動する力』の強化をはかります。
ピアノで簡単な曲もひけるようになります。
プレピアノについて
ねらい
・表現のひとつとして、ピアノ(鍵盤)を使う
リトミックで培ったことを、ピアノで表現します。音の強弱から、ニュアンスまで、自分の気持ちを表現することを学びます。
・鍵盤の基礎を身につける
小学校の鍵盤ハーモニカなど、音楽の授業で困らない基礎を身につけます。鍵盤でドレミの位置がわかり、楽譜を読めるようにします。